シチズンX80802電子腕時計修理

大切な 『 時計の修理・お手入れ 』 いたします!!

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【時計修理】機械式腕時計修理8・詳細版

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電磁テンプ式 電子回路不良

シチズンX80802電子腕時計修理

  • 分解掃除(オーバーホール)
    • 電磁テンプ式 電子回路不良 修復再生修理

電磁テンプ式 電子回路不良 修復再生修理

1.1.シチズンX80802電子腕時計計2.2.裏ブタを開けた状態3.3.シチズンX80802電子腕時計、機械部

電池時計(電磁テンプ式時計、クォーツ式時計)は、
電池を新しくしてもダメな場合は、ほとんどが回路かコイルの不良です。

文字盤をはずした状態

文字盤をはずしてみると、
回路と電池マイナス端子の接点の団子状のハンダか取れていました。

4.4.機械をケースから取り出した状態5.5.文字盤をはずした機械

  • 4.機械をケースから取り出した状態
  • 5.文字盤をはずした機械

6.6.回路と電池マイナス端子の接点7.7.団子状のハンダか取れていました8.8.電池のマイナス端子との接点

  • 6.回路と電池マイナス端子の接点
    • このように、団子状のハンダが付いていました
      • 取れていましたので、乗せて写真を撮っています
  • 7.団子状のハンダか取れていました
    • ハンダが、団子状になり、接着していませんでした
      • 接着ではなく、『接触』していただけみたいです
  • 8.電池のマイナス端子との接点
    • 団子状にして、マイナス端子と接触させてありました

機械の部分は、『お客様には見えません』ので、
『ただ動いていれば良い』と言う時計修理技術で、修理してありました。
これはこれで素晴らしい?時計修理技術!!知恵者の仕事人なのでしょうか。

不良部品

9.9.接点スイッチの板バネ10.10.接点スイッチ、拡大11.11.電池マイナス端子

  • 9.接点スイッチの板バネ
  • 10.接点スイッチ、拡大
    • 先端のプラスチック部が溶けてしまっています
  • 11.電池マイナス端子
    • 接点の棒の先が折れてしまって短くなっています
      • 接点スイッチのハンダを団子状にして、接触させてありました

部品交換

12.12.電池マイナス端子と絶縁板13.13.コスモトロンX8のスイッチ14.14.コスモトロンX8の電池マイナス端子

  • 12.電池マイナス端子と絶縁板
    • 左側がこの時計に使われていたもの、右側が交換したもの
  • 13.コスモトロンX8のスイッチ
  • 14.コスモトロンX8の電池マイナス端子

修復再生

15.15.部品を交換、修復後16.16.線を延ばして、ハンダ付け

  • 15.部品を交換、修復後
  • 16.線を延ばして、ハンダ付け

17.17.ハンダがしっかり溶けて接着18.18.接点スイッチ

  • 17.ハンダがしっかり溶けて接着しています
  • 18.接点スイッチの心棒が太いから丈夫です

できる限り『目に見える時計修理』を心がけております。
機械の中まで、部品のひとつひとつまで、お客様の目に、
『見える時計修理』を致しております。

分解(オーバーホール)をして、全部品を点検

19.19.分解掃除(オーバーホール)20.20.分解修理完了後

  • 19.分解掃除(オーバーホール)をして、その他の部品も点検、確認
  • 20.分解修理完了後
    • テンプが動きだしました。
      • 修理不能となった時計も、生き返りました。

電子回路がいつ壊れるのかは、誰にも判りません。
シチズンX8電子時計は、電子回路の中の不良ではなく、断線でした。
回路の中の不良では、修理不能となってしまった時計です。
この機械の電子回路は、もうありません。
なんとか修復再生が出来て、ホッとしました。

電子腕時計の電子回路は、現在のクォーツ式腕時計の回路とは違い、
旧式の構造で、回路の部品、ひとつひとつが線で繋がれていますので、
面倒で厄介ではありますが、修復再生ができました。
クォーツ腕時計の電子回路では、電子回路の修復などあり得ないことでしょう。

テクノスパーペトロンも、シチズンX8も同じお客様でした。
神奈川県川崎市からのお客様でした。
大都会では修理不能となり、直らない時計も、
こんなド田舎の小さな時計店で修理再生をして、
また使えるように直ってしまうのですから、不思議なものです。

しかし・・・
一ヶ月後に電子回路の電気出力が無くなってしまいました。
完全に電子回路内部の不良となってしまい、修理不能となってしまいました。

そこで・・・
コスモトロンX8の機械に入れ替えました。

21.21.コスモトロンX8の機械22.22.コスモトロンX8の機械の文字盤側

  • 21.コスモトロンX8の機械
  • 22.コスモトロンX8の機械の文字盤側

23.23.コスモトロンX8の機械に入れ替えた状態24.24.コスモトロンX8の機械に交換成功。

  • 23.コスモトロンX8の機械に入れ替えた状態
  • 24.コスモトロンX8の機械に交換成功。

お客様にもご納得を頂いて、機械交換、入れ替えを致しました。
電子回路がありませんので、最後の手段です。
X8の機械の復活はなりませんでしたが、X8の時計としては、
見た目も何も変わらずに、電磁テンプの電子時計として生まれ変わりました。

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電磁テンプ式の電子腕時計についての補足説明

機械式?クォーツ式?

電子腕時計は、テンプを使用している機械で、機械式腕時計
しかし、電池、電子回路を使っている電気製品。
手巻、自動巻から電子時計、そして、クォーツ時計へと移り変わりの途中で、
電子時計が世に出てから、すぐにクォーツ時計が出てきたために、
中途半端な時計の機械構造で、あまり普及しなかった機械です。
偶然にも・・・たまたま・・・万が一の確率で・・・
電子回路の在庫がありましたから、蘇りましたが、
ほとんどの電子腕時計は修理不能となり、永久に眠ったままではないかと思います。

大切な 『 時計の修理・お手入れ 』 いたします!!

times-machine.com】《 時計修理 》【三田時計メガネ店】より

  • ご覧の通り、一般的な、普通の時計ばかりでーす。
    • 高級品の高価な時計は、一流の高級なお店に・・・お任せして、
    • 複雑で難しい時計は、高度な技術のお店に・・・お任せして、
    • 複雑すぎる厄介で面倒な時計は、メーカーなどに・・・お任せして、
      • 実用的に、毎日、いつも使っている時計を、修理いたしております。

こんな感じで、適当に・・・の~んびりと・・・時計修理をいたしておりまーす。
たいした技術などありませんので、難しいことは解りませ~ん。
MOTTAINAI(もったいない)から、出来る範囲で、適当に、修理再生してまーす。










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