電池交換時に・・・
数日前に、電池交換をしました。
修理するには・・・と言うような安物の時計です。
電池交換時に、汗・水が入っていて、少しサビている状態でした。
裏ブタのパッキンが傷んでいました。
パッキンの交換もお勧めしましたが、交換しなくて良いと言うことでした。
交換しなければ、もっと汗・水が入ってしまいます。
必ず入ります。と、注意しておきましたが・・・
やはりダメでした。汗が入って、サビて止まってしまいました。
修理不能までになってしまいました。
パッキンだけでも交換しておけば、
ここまではならなかったのですが・・・手遅れでした。
どうでもよい時計なのですが、MOTTAINAIですね。
電池交換する前は、ちゃんと動いていて、使えた・・・
しかし、電池交換してから止まってしまったから、
壊されてしまった・・・と言うことでした。
注意をしたにもかかわらず、このようになってしまいます。
電池交換時に注意をしておいても、時計をいじった、こちらのせいになってしまいます。
お客様の目の前で、見ている所で電池交換をして、
サビている状態をお見せしたのですが、
壊した・・・と言うことになってしまいます。
時計の電池は、燃料だから機械がサビて、ダメなんだと言っても解らないようです。
ガソリンを入れてもエンジンがダメ・・・と説明すると少し理解できたようです。
時計だと解らないのですが、自動車などに例えると、少しは理解できるようです。
少しお話をして、納得はしました。
時計も自動車もかなり身近なものなのですが、
時計となると・・・あまり関心がないのか、解らない人が多くいるようです。
やはり機械が小さいので、目には見えないと言うのが、かなりの難点なのだと思います。
時計は、高い安いに関係なく、どんな時計でもお手入れが必要です。
どんな安物の時計でも、最低限のお手入れは、必要なのです。
それに、ここ数年、夏の暑さが半端じゃないので、
誰もが、汗をかく量が増えているような気がします。
それで、ちょっとした防水の時計と言えども、何年か使っていると、
ケース、パッキンなどが、汗の塩分でやられてしまうような気がします。
どんなお客様にも、時計を使う場合、防水の時計を使うようにお勧めしています。
P.S. このお客様に、防水の時計をお買い上げいただきました。
ありがとうございました。
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