時計修理雑録/2010-07-06

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Tag: 自動巻

時計修理に疑問を抱く・・・

持ち込まれた時計は、セイコーファイブの自動巻腕時計
水が入ったまま長年放置してある時計でした。

機械部品の回転錘の部分が、サビて緑青がひどく、
ブツブツ浮き上がって、ひどい状態でした。
何とか直る状態でしたので、直ります・・・。

しかし、直さなくて良いそうです???
良く理解できません?でした。

当店に来る前に、当店の近くの時計店で見てもらってきた・・・らしいです。
なんて言われたか解りませんが・・・多分・・・
古いから修理しても仕方ない時計だ。サビているから修理不能・・・
とでも言われてきたのだと思います。

次は、セイコーロードマチックの話。
カレンダー切り替えがダメな時計があるので、直るのかと言うことでした。

ロードマチックのカレンダー切り替えは、
プラスチック製の部品が使ってあり、割れてしまいます。
しかし、直ります。MOTTAINAIから、何とか直します。

同じ切り替えの速さにはならないが、切り替えができるようにはなります。
直ります。と言っておきました。

しかし、これも直さなくて良いそうです。
話だけだそうです。

その次は、キングセイコーの文字板の書き換えの話です。
一番は、キングセイコーを修理したいのだと思いますが。

以前に、どこかで文字盤の書き換えをしたことがあるらしいです。
しかし、書き換えをしない方がキレイだったと言っています。

最初は訳が解りませんでした。理解できませんでした。
書き換えをすれば、新品同様になるのですが・・・

書き換えをしない方が良かった・・・と言っています。

書き換えではなく、書き足しただけ・・・だったのではないでしょうか?
ちょっと器用な時計屋さんが、色を塗って、書き足したのではないでしょうか?
見てみないと解りません・・・。

書き足しただけ、それを書き換えと思っているらしいです。

やはり、こんな時計修理をする時計屋があるようです。
客も、それで良く納得したもんだと思います。

最近になって書き換えと言うことが、違うことが解ったのでしょう。

時計修理に対して、偏見を持ってしまっているようです。
トラウマになっているようでした。

本当に、キングセイコーとロードマチックを持っているのかどうか判りません。
結局、けっこうなお金がかかるので、修理せずと言うことで、去って行きました。

あの時計たちは、どうなってしまうのでしょうか???
MOTTAINAI話です。

本当に持っているのならば、見てもらおうと持ってくると思いますが、
持っていないのでしょうか・・・???

修理する気がない、かなり傷んでいるセイコーファイブを
私を試すのに持って来たのだろう・・・と思いました。

直せる技術があるのか・・・、直せない技術の腕前なのか・・・
試しもせずに去って行きました。
冷やかし、と言うことでした。

一度試して頂きたかったですね。

可哀想なことに・・・、
時計屋を、時計修理を・・・
信用できなくなっているのでしょう・・・???

このサイトを見ていただけば解ると思うのですが・・・???
まして、来店して、対面しての修理お預かりです。

たかが時計・・・されど時計。
十人十色。考え方もいろいろです。難しいですね。



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