セイコー55126A自動巻腕時計修理

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【時計修理】機械式腕時計修理12・詳細版

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油汚れサビ汚れ 時間不良修理

セイコー5(ファイブ)5126A自動巻腕時計修理

  • 分解掃除(オーバーホール)、風防ガラス交換
    • 油汚れサビ汚れ 時間不良修理

分解掃除(オーバーホール)修理、お預かり時

40年以上も、しまい込んでしまった腕時計らしいです。
振れば、ゼンマイが巻けて動きましたので、使える状態でした。
しかし、いざ使い出したら、時間が進み過ぎてしまったようです。

1.1.セイコー5(ファイブ)5126A自動巻腕時計修理 お預かり時2.2.セイコー5(ファイブ)5126A自動巻腕時計修理 お預かり時3.3.セイコー5(ファイブ)5126A自動巻腕時計修理 お預かり時

  • 1.セイコー5(ファイブ)5126A自動巻腕時計修理 お預かり時
  • 2.セイコー5(ファイブ)5126A自動巻腕時計修理 お預かり時
  • 3.セイコー5(ファイブ)5126A自動巻腕時計修理 お預かり時
    • ケース、風防ガラスもかなりキズつき、摩耗していました。
      • かなり使い込んだ時計です。

4.4.裏蓋を開けた状態5.5.裏蓋を開けた状態

  • 4.裏蓋を開けた状態
  • 5.裏蓋を開けた状態
    • ケースは、汗・水でサビついてしまいました。

文字盤の状態

6.6.ケースから取り出した状態7.7.文字盤の棒数字8.8.文字盤のカレンダー枠

  • 6.ケースから取り出した状態
  • 7.文字盤の棒数字
  • 8.文字盤のカレンダー枠
    • 湿気等で、酸化してしまい、ブツブツの状態になってしまいました。

機械の状態

9.9.機械の裏蓋側10.10.機械の裏蓋側

  • 9.機械の裏蓋側
  • 10.機械の裏蓋側

11.11.回転錘をはずした状態12.12.回転錘をはずした状態

  • 11.回転錘をはずした状態
  • 12.回転錘をはずした状態
    • 機械まで、湿気等で白サビが出てしまいました。
      • 長年放置してしまうと、汗・水の湿気はもちろんですが、
        油(潤滑油)も蒸発しますので、その湿気がケースの中にたまり、
        シミとなり、サビになってしまいます。

時間不良の原因

ひげゼンマイが張り付いてしまったようです。

13.13.テンプ部14.14.ひげゼンマイ部

  • 13.テンプ部
  • 14.ひげゼンマイ部
    • 張り付いてしまっています。
      • これもやはり、湿気等で、張り付いてしまったようです。

15.15.テンプ16.16.ひげゼンマイ修復後

  • 15.テンプ
  • 16.ひげゼンマイ修復後
    • 均等的な感覚をもって、伸縮する状態

機械内部のサビ

分解してみますと・・・

17.17.自動巻き上げ部をはずした状態18.18.テンプ部をはずした状態19.19.アンクル部をはずした状態

  • 17.自動巻き上げ部をはずした状態
  • 18.テンプ部をはずした状態
  • 19.アンクル部をはずした状態

20.20.はずしたテンプ部21.21.テンプ受からテンプ、受け石をはずした状態

  • 20.はずしたテンプ部
  • 21.テンプ受からテンプ、受け石をはずした状態

22.22.はずしたアンクル部23.23.アンクルの内側(裏側)

  • 22.はずしたアンクル部
  • 23.アンクルの内側(裏側)
    • こんなところに、サビが・・・
      • 機械の外側からは気が付かない、目に見えないところにも、異常が出ていました。

24.24.一番受けをはずした状態---輪列部25.25.一番受け---内側

  • 24.一番受けをはずした状態—輪列部
  • 25.一番受け—内側
    • 油(潤滑油)が流れ出した状態
      • 透明部はドロドロベトベト。茶色部は乾いてサビの始まり。

26.26.ゼンマイ車(香箱)27.27.香箱のフタをはずした状態28.28.ゼンマイを取り出した状態

  • 26.ゼンマイ車(香箱)
    • 流れ出た油等の湿気で、白サビが出てしまいました。
  • 27.香箱のフタをはずした状態
    • ゼンマイ油が汚れてしまっています。
      • ゼンマイ油は、もともと黒色なのですが、ドロドロになった後、乾いてしまった状態です。
  • 28.ゼンマイを取り出した状態
    • 長年香箱の中で丸まっていますので、少し伸びた状態になってしまいます。

29.29.ゼンマイを修正した状態30.30.新しいゼンマイ油をひいた状態

  • 29.ゼンマイを修正した状態
    • どんな時計でも、ゼンマイは少し伸びてしまいます。
  • 30.新しいゼンマイ油をひいた状態
    • 自動巻のゼンマイ油は、黒色をしています。

ケースのサビ汚れ

31.31.ベゼルリング(風防ガラス押さえ)をはずした状態32.32.ベゼルリング(風防ガラス押さえ)をはずした状態---拡大
33.33.サビ落とし、クリーニング後---拡大34.34.サビ落とし、クリーニング後

  • 31.ベゼルリング(風防ガラス押さえ)をはずした状態
  • 32.ベゼルリング(風防ガラス押さえ)をはずした状態—拡大
    • 水分は、すき間に入り込んで、サビてしまいます。
      • 目には見えないところまで、傷んでおります。
  • 33.サビ落とし、クリーニング後—拡大
  • 34.サビ落とし、クリーニング後

分解掃除(オーバーホール)修理、機械完成時

分解して、すべての部品の、サビ取り、点検、修正、
そして、キレイに洗浄をして、組み立てて行きます。

35.35.分解掃除(オーバーホール)後、組み立てた状態36.36.分解掃除(オーバーホール)後、組み立てた状態37.37.自動巻き上げ部を取り付けた状態

  • 35.分解掃除(オーバーホール)後、組み立てた状態
  • 36.分解掃除(オーバーホール)後、組み立てた状態
  • 37.自動巻き上げ部を取り付けた状態

38.38.自動巻き上げ部を取り付けた状態39.39.機械の文字盤側40.40.日回し車などを取り付けた状態

  • 38.自動巻き上げ部を取り付けた状態
  • 39.機械の文字盤側
  • 40.日回し車などを取り付けた状態

41.41.日車を取り付けた状態42.42.曜車を取り付けた状態43.43.文字盤、針を取り付けた状態

  • 41.日車を取り付けた状態
  • 42.曜車を取り付けた状態
  • 43.文字盤、針を取り付けた状態
    • これで、機械は完成。
      • リューズパッキンを入れて(交換して)、防水テストもしてあります。

機械もケースも分解掃除(オーバーホール)、修理完了時

44.44.分解掃除(オーバーホール)修理、完了時45.45.分解掃除(オーバーホール)、風防ガラス交換、修理完成時
46.46.分解掃除(オーバーホール)、風防ガラス交換、修理完成時47.47.分解掃除(オーバーホール)、風防ガラス交換、修理完成時

  • 44.分解掃除(オーバーホール)、修理完了時
  • 45.分解掃除(オーバーホール)、風防ガラス交換、修理完成時
  • 46.分解掃除(オーバーホール)、風防ガラス交換、修理完成時
  • 47.分解掃除(オーバーホール)、風防ガラス交換、修理完成時

48.48.クサリを取り付けて修理完了。49.49.分解掃除(オーバーホール)をした、全部品達。

  • 48.クサリを取り付けて修理完了。
    • ケースはもちろん、クサリも磨いてあります。
      • 大きなキズ、ヘコミ等は取れませんが、少し磨いただけで、光り輝きます。
  • 49.分解掃除(オーバーホール)をした、全部品達。

50.50.セイコー5(ファイブ)5126A自動巻腕時計修理完了。

機械モノは、どんな機械でも、定期的なお手入れが必要です。
使っても、使わなくても、経年劣化し、自然に傷んでしまいます。
修理後は、大切に丁寧に、ご使用いただけることと思います。

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『修理品現品を見てみないと・・・』

修理品現品を見てみないと判りません・・・と言う理由

分解してみないと・・・

  • 時計の状態を聞いただけで判る不具合
    • 時間が進み過ぎ—ひげゼンマイが張り付いている—と推測できます。
  • 時計を見て外側から判る不具合
    • 文字盤を見て—水入り、サビついている—と確認できます。
  • 裏ブタを開けて判る不具合
    • 水入りサビ、そして、テンプひげゼンマイの張り付き、油切れ—と確信できます。

しかし、
機械を分解したみましたら、アンクルの裏側が、サビている状態でした。
このアンクルのサビは、機械の外側からは絶対的に判りません。
機械を分解して、初めて判る不具合・・・でした。
機械を分解してみないと判らない・・・と言うことです。

したがって、何か不具合がある時には、
部分修理だけでは治らないこと多いため、
分解掃除(オーバーホール)をするようなってしまいます。

修理についての補足説明

汗・水は、最大の敵!!

腕時計の最大の敵は・・・汗!! 水! です。

腕の地肌に着けますので、汗をかかなくても、腕の暖かな温度で、湿気を持ってしまいます。
裏ブタなどのすき間に湿気はたまってしまいます。
長年使用して放置してしまうと、汗垢などがサビになってしまいます。
上記の腕時計は、パッキンなどが傷んでしまい、少し汗水が入ったまま、
長年放置してしまったのではないかと思います。
どんなに気を付けていても、腕に着けるのですから仕方ありませんが、
機械も、ケースも、分解掃除(オーバーホール)のお手入れを忘れずに。

これから、このような年代物の時計を使用する人は、
分解掃除(オーバーホール)の手入れなどの『維持費』もお忘れなきよう願います。

大切な 『 時計の修理・お手入れ 』 いたします!!

times-machine.com】《 時計修理 》【三田時計メガネ店】より

  • ご覧の通り、一般的な、普通の時計ばかりでーす。
    • 高級品の高価な時計は、一流の高級なお店に・・・お任せして、
    • 複雑で難しい時計は、高度な技術のお店に・・・お任せして、
    • 複雑すぎる厄介で面倒な時計は、メーカーなどに・・・お任せして、
      • 実用的に、毎日、いつも使っている時計を、修理いたしております。

こんな感じで、適当に・・・の~んびりと・・・時計修理をいたしておりまーす。
たいした技術などありませんので、難しいことは解りませ~ん。
MOTTAINAI(もったいない)から、出来る範囲で、適当に、修理再生してまーす。










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