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【times-machine.com】《 機械式腕時計修理11・詳細版 》【三田時計メガネ店】
【時計修理】機械式腕時計修理11・詳細版
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ケース・ガラス 新品仕上げ修復再生修理
シチズンコスモトロン7802A電子腕時計修理
分解掃除(オーバーホール)修理、お預かり時
ケースもガラスもキズだらけの状態で、電池を入れても動かない状態でした。
ジャンク品の時計なのでしょうか・・・?
とにかくひどい状態でした。
- 1.シチズンコスモトロン7802A電子腕時計 お預かり時
- 止まった状態で動きませんでした。
- ケースもガラスもキズだらけでした。
- 止まった状態で動きませんでした。
- 2.シチズンコスモトロン7802A電子腕時計 ガラス面
- 3.シチズンコスモトロン7802A電子腕時計 裏ブタ側
ケース・ガラスの新品仕上げ、修理完了後
ケースを無キズに近い新品仕上げに磨き、ガラス交換をした完成品。
- 4.シチズンコスモトロン7802A電子腕時計 修理完了時
- ケース・ガラスの無キズに近い新品仕上げ
- 機械もケースも分解掃除(オーバーホール)修理完了時
- ケース・ガラスの無キズに近い新品仕上げ
- 5.シチズンコスモトロン7802A電子腕時計 ガラス交換後
- 6.シチズンコスモトロン7802A電子腕時計 裏ブタ修復後
ケース内のサビ粉汚れ
お預かり時、裏ブタを開けただけで、具合が悪そう・・・な感じでした。
サビ粉を振り掛けたようになっていました。
- 7.裏ブタを開けた状態
- 8.機械全体にサビ粉が付いておりました。
- 9.輪列部にもサビ粉だらけでした。
- 10.ケースから機械部を取り出した状態
- 11.文字盤にまでサビ粉が付いていました。
- ガラスがキズだらけで、気が付きませんでした。
あまりにもサビ粉がひどいので、修理不能・・・となってしまうのではないかと思いました。
使用電池の違い
- 12.電池が、SR44が入っておりました。
- 13.SR43を入れた方が良いのではないかと思います。
電池は、SR44でも入ってしまいますが、
電池の入る所の上下は、プラス板、マイナス板の接点がバネになっていますので、
少し余裕のあるSR43を使用するようにしています。
電磁テンプのサビ粉汚れ
電磁テンプの磁石にサビ粉が付いておりました。
引っ掛かってしまい、動くわけがありません。
- 14.テンプ、テンプ受
- 15.テンプ—磁石にサビ粉
- 16.テンプ—磁石にサビ粉
- 17.テンプ—磁石にサビ粉
機械内部のサビ粉汚れ
- 18.輪列部—輪列受けをはずした状態
- 19.輪列—歯車にもサビ粉が付いていました。
- 20.四番車(セコンド車)
- 21.五番車
- 22.地板—機械の土台
- 23.地板(拡大)—車軸受け部(軸受穴)
- 24.地板(拡大)—車軸受け部(軸受穴)
ケースの汚れ
- 25.ケースも分解掃除(オーバーホール)
- 26.ケースの汚れ
- ガラス縁(ベゼル)のすき間に入り込んでいた汚れ。
- 27.ケースの汚れ(拡大)
- 28.リューズの汚れ
サビ粉汚れの原因
どうやらこれが、ケース内部のサビ粉の汚れの原因のようです。
耐磁板は取れていませんでしたが、少しこじってみましたら、簡単に取れてしまいました。
ご覧の通りサビだらけでした。サビて浮き上がった状態でした。
見えないところがサビて、ここからサビ粉が出ていたようです。
- 29.耐磁板の剥がれ
- 耐磁板の内側がサビておりました。
- 30.耐磁板の修復後
- 耐磁板のサビを取り、動かないように接着
機械の地板などは、水分が乾いた後はありますが、部品もサビていませんでした。
これらのサビ粉が徐々に機械の中に入って行ってしまったようです。
ケース・ガラスの新品仕上げ
お客様のご要望により、無キズに近い新品仕上げを致しました。
- 31.ケース磨き後
- 無キズに近い新品仕上げ(別料金)
- 32.ガラス交換後
- カーブガラスを独自別作(別料金)
- 33.裏ブタもキズ修復後
- 34.リューズ
- 汚れを落とし、パッキン交換
ケースの新品仕上げは、容易なことではございません。
ちょっと手間がかかり過ぎてしまいますが、ご要望に応じて致します。
機械もケースも分解掃除(オーバーホール)
- 35.お預かり時、裏ブタを開けた状態
- 36.オーバーホール(分解)をした全部品
- 37.修理完了時、裏ブタを閉める前の状態
- 38.機械もケースも分解掃除(オーバーホール)完成品。
- キズだらけですが、クサリも磨いてあります。
コスモトロンのような電子腕時計を使用している人は、あまりいなくなりました。
機械的には、部品のひとつひとつが丈夫に造られているのですが、
やはり、電気製品の運命なのでしょうか。
修理をするにしても、もう部品がありません。
回路やコイルがダメになるとほとんどが修理不能になってしまうようです。
ここまで手入れをするのですから、思い出の大切な時計なのでしょうか。
しかし、大切な時計ならば、このように具合が悪くなる前に手入れをしておくと良いのですが・・・。
機械モノは、どんな機械でも、定期的なお手入れが必要です。
そうすれば、寿命が違ってくると思います。
修理後は、大切に丁寧に、ご使用いただけることと思います。
- 料金表区分
-
国産品 ⇒ 自動巻 ⇒ 一般品と同等
-
- 修理料金
-
シチズンコスモトロン7802A電子腕時計
- オーバーホールセット料金(分解掃除一式料金) 15,750
- 裏ブタパッキン—交換
- リューズパッキン—交換
- 防水テスト
- バネ棒2本—交換
- 特殊ガラス(特厚カーブガラス新規別作)—交換—5,250
- ケース磨き—新品仕上げ—7,350
- OH 15,750 + 特殊ガラス 5,250 + ケース磨き 7,350 = 28,350
- オーバーホールセット料金(分解掃除一式料金) 15,750
-
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ケース・ガラスについての補足説明
ケースの新品仕上げについて・・・
ケース磨きは、無キズに近い新品仕上げも、別料金で致しますが、
ほとんどは別料金が掛からないように、
分解掃除(オーバーホール)セット料金の中に含めている、
当店基準のケース磨きで十分だと思います。
大きなキズ、ヘコミなどは残りますが、ちょっと見た目には判らない位に仕上がります。
手にとって見れば小さなキズは判りますが、
腕に付けているのには新品同様の輝きだと思います。
正直申しまして、別料金を掛けることはないと思います。
新品仕上げなどは必要ないと思います。
ガラスの新規別作について・・・
古い時計は、ほとんど部品がありません。
ガラスがキズになっていて、交換したくても出来ません。在庫がありません。
それで、独自に球面(カーブ)ガラスを削って、大きさを合わせて入れています。
球面(カーブ)ガラスにしてあるのは、
針が触らないように考えて球面(カーブ)ガラスにしています。
防水時計の場合は、少し防水効果が落ちることもあります。
ケースの構造、ガラスの構造などによっては、出来ない場合もあります。
やはり、見てみないと、やってみないと判りません。
大切な 『 時計の修理・お手入れ 』 いたします!!
【times-machine.com】《 時計修理 》【三田時計メガネ店】より
- ご覧の通り、一般的な、普通の時計ばかりでーす。
- 高級品の高価な時計は、一流の高級なお店に・・・お任せして、
- 複雑で難しい時計は、高度な技術のお店に・・・お任せして、
- 複雑すぎる厄介で面倒な時計は、メーカーなどに・・・お任せして、
- 実用的に、毎日、いつも使っている時計を、修理いたしております。
こんな感じで、適当に・・・の~んびりと・・・時計修理をいたしておりまーす。
たいした技術などありませんので、難しいことは解りませ~ん。
MOTTAINAI(もったいない)から、出来る範囲で、適当に、修理再生してまーす。
- 時計修理とは・・・
- 機械式腕時計修理—–機械式腕時計修理の実例
- 《 1 》ケース・ガラス 新品仕上げ修復再生修理
- 《 2 》ケース・ガラス 新品仕上げ修復再生修理
- 《 3 》支足折れ(文字盤の足折れ) 修復再生修理
- 《 4 》全舞切れ 全舞部品交換修理
- 《 5 》全舞切れ 全舞部品修復修理
- 《 6 》軸(心棒)の摩耗 部品別作再生修理
- 《 7 》電磁テンプ式 電子回路不良
- 《 8 》電磁テンプ式 電子回路不良
- 《 9 》支足折れ(えとあしおれ、文字盤の足折れ) 修復再生修理
- 《 10 》油切れ摩耗 見た目以上の不具合修理
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